経営レポート

3年以内既卒者に対しての新たな奨励金が加わりました!

奨励金の追加 今春卒業者も対象に!

昨年、この合同経営 経営レポートで3年以内既卒者採用企業に対する奨励金が2つ創設された事をお伝えしましたが、新たに1つの奨励金が追加されました。また、今春卒業の学生も3つの奨励金の対象となりましたので、前回お知らせしたものも再度お知らせ致します。
従業員の採用を検討されている企業の方、3年以内の既卒者も検討に入れてみてはいかがでしょうか?

奨励金の内容について

3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金と3年以内既卒者トライアル雇用奨励金については、前回お知らせしたもの、既卒者育成支援奨励金は、新たに追加されたものです。詳細については次のとおりです。

①3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金
1.どんな人を採用したら支給対象になるの?
次のいずれにも該当することが要件です。
  • 大学等(大学・大学院・短大・高専および専修学校等)を卒業後3年以内であること
  • 1年以上継続して同一の事業主に雇用された経験がないこと
  • ハローワークまたは新卒応援ハローワークに求職登録をしていること
2.支給対象となる事業主とは?
次のいずれにも該当することが要件です。
  • ハローワークまたは新卒応援ハローワークに、卒業後3年以内の大卒者等も応募可能な新卒求人を提出していること
  • ハローワークまたは新卒応援ハローワークの紹介により採用すること
  • 卒業後3年以内の大卒者等を正規雇用すること

※正規雇用とは、雇用期間の定めのない雇用で、1週間の所定労働時間が通常の労働者と同程度の雇用保険の一般被保険者(但し、所定労働時間30時間以上)を言います。

②3年以内既卒者トライアル雇用奨励金
1.どんな人を採用したら支給対象になるの?
次のいずれにも該当することが要件です。
  • 中学・高校・大学等(大学・大学院・短大・高専および専修学校等)を卒業後3年以内であること
  • 1年以上継続して同一の事業主に雇用された経験がないこと
  • 40歳未満であること
  • ハローワークまたは新卒応援ハローワークに求職登録をしていて、公共職業安定所長が適当であると認める者
2.支給対象となる事業主とは?
次のいずれにも該当することが要件です。
  • 既卒者トライアル求人をハローワークまたは新卒応援ハローワークに提出していること
  • ハローワークまたは新卒応援ハローワークの紹介により採用すること
  • 原則3か月間の有期雇用として雇い入れること
  • 有期雇用終了後に正規雇用すること

※正規雇用とは、雇用期間の定めのない雇用で、1週間の所定労働時間が通常の労働者と同程度の雇用保険の一般被保険者(但し、所定労働時間30時間以上)を言います。

③既卒者育成支援奨励金
1.どんな人を採用したら支給対象になるの?
次のいずれにも該当することが要件です。
  • 中学・高校・大学等(大学・大学院・短大・高専および専修学校等)を卒業後3年以内であること
  • 1年以上継続して同一の事業主に雇用された経験がないこと
  • 40歳未満であること
  • ハローワークまたは新卒応援ハローワークに求職登録をしていて、公共職業安定所長が適当であると認める者
2.支給対象となる事業主とは?
次のいずれにも該当することが要件です。
  • 奨励金対象となる、成長分野等の業種であること
  • 育成計画書をハローワークまたは新卒応援ハローワークに提出していること
  • 既卒者育成雇用求人をハローワークまたは新卒応援ハローワークに提出していること
  • ハローワークまたは新卒応援ハローワークの紹介により採用すること
  • 原則6か月間の有期雇用として雇い入れ、育成計画書に基づき育成を行うこと
  • 有期雇用終了後、実施結果報告書を提出すること
  • 有期雇用終了後に正規雇用すること

※正規雇用とは、雇用期間の定めのない雇用で、1週間の所定労働時間が通常の労働者と同程度の雇用保険の一般被保険者(但し、所定労働時間30時間以上)を言います。

最初のステップとしては、の奨励金はハローワークに専用の求人票を提出すること、の奨励金は育成計画書をハローワークに提出することになっています。
また、については、卒業後3年以内の大学等(下記*)の既卒者が対象で、については、中学、高校、大学等を卒業後3年以内の方が対象になります。については、対象となる業種が限られていますので、ご確認ください。
今春の卒業予定者については、いずれの助成金も平成23年2月1日以降にハローワークに紹介された人であれば、対象となります。但し、雇用開始は卒業日の翌日以降となります。
この他にも今回紹介しきれない支給要件が多数ありますので、申請手続きについてはご注意ください。

※大学等とは、大学、大学院、短大、高専、専修学校等を言います。

支給される助成金額はいくら?

支給額については、次のとおりです。

  種類 支給額 支給回数
3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金 正規雇用の雇入れから6ヵ月後、100万円支給 同一の事業所(雇用保険適用単位ごと)に1回限り
3年以内既卒者トライアル雇用奨励金 有期雇用期間(原則3ヵ月)において、対象者1人につき10万円(月額)、最大で30万円支給となり、引き続きその有期雇用終了後に正規雇用での雇入れを行い、6ヶ月経過後に対象者1人につき50万円支給 対象者ごと
既卒者育成支援奨励金 有期雇用期間(原則6ヵ月)において、対象者1人につき10万円(月額)、最大で60万円支給。
その期間に行った、座学等で事業主が負担した費用を元に計算された額(月額上限5万円、最大15万円)。
引き続きその有期雇用終了後に正規雇用での雇入れを行い、6ヶ月経過後に対象者1人につき50万円支給
対象者ごと

奨励金申請手続きについて

今回の助成金に限らず、申請手続きについては、事業主、事務担当者の時間のロスや手間がかかり、いざ窓口に申請に行っても複雑な要件やプロセスがあり、結果として助成金を受給できなかったということが多々聞かれます。
そこで力となるのが当社です。当社では、国家資格者はもとより、経験豊富な専門スタッフがいますので、的確なアドバイスや申請代行手続きを行っています。

『こんな時こそ、いい人材、いい助成金』

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