令和3年5月現在
2021年4月経営事項審査改正!対策はできていますか?
2021年4月の経営事項審査の改正により、その他の審査事項(W)の点数の最高得点が「1966点」から「2061点」と95点アップしました。そのため、総合評定値(P)の点数の最高得点が「2143点」から「2158点」と15点アップします。これらの改正により、入札先の格付基準の点数も上がる事が予想されます。次回の経営事項審査の対策はお済でしょうか。技能者の人数等も影響しますが、今回はCPDに着目して解説します。
CPDはどんな制度?
CPDとは、技術者一人ひとりが自らの意志に基づき、自らの力量の維持向上を図るために行うものです。それらを支援するため、教育プログラムや講習を共有化し、受講した技術者などに対して、学習時間をCPD単位として付与する制度です。CPD単位を取得するためには、CPD実施団体に登録し、技術者が認定プログラムの受講や認定教材の購読を実施する必要があります。
計算方法は?
これで下記計算式のBの部分の点数が計算できました。「その他の審査事項(W)」に新しくできた「知識及び技術又は技能の向上に関する建設工事に従事する者の取組状況」の項目の点数は、次の計算式に当てはめて算出された数値を使います。残りのA、C、Dの部分を計算した後に、出た点数を表に当てはめて最終的な点数が出てきます。
非常に複雑な計算になっていますので、改正内容を把握して対策を進めましょう。経営事項審査点数アップを目指したい方は、ぜひ合同経営にご相談ください。