究極にめんどくさい (23.9.6)
ジブリ映画監督 宮崎駿氏がテレビの取材を受けている時に放った言葉です。
この映像を見た時に、めんどくさいと言いながら作業をしている氏の姿は
何とも言えない違和感がありました。
なぜなら数々の名作と呼ばれる映画を作り上げてきた人間はそのモノに魅了され
夢中になり続けられる高尚な人間なのだろう、と勝手にイメージしていたからです。
ただ、世の中の天才のほとんどは自分のめんどくさいという感情と闘いながら
それでも前に進み続けた結果が現在を作っているんだと突き付けられました。
どうしても成し遂げたい目的、自分を幸せにするための行動。
そのどれもがやりたくない、めんどくさい事で溢れています。
そして、めんどくさいに負けた人間の末路というものは儚く虚しいのでしょう。
「世の中の大事なことって大抵めんどくさい」
結局、人生は自分との闘いなのだな考えさせられます。
弱い自分に勝てるなら、だれに負けたっていい。
だから私も風見鶏のような人間になりたいと強く思うのです。
ゆっぽ