「抜けない習慣」 (23.2.24)
「習慣」とは、学習によって後天的に獲得され、反復によって固定化された個人の行動様式のことである。
我が家は、マンション住まいで、エントランスの外側の扉は通常は片方が施錠されており、一方しか開かなくなっている。ずいぶん長いこと、右側の扉を開けて出入りしていた。
先日、その扉の開閉の金具が不具合で、違う方の扉が開くように変更された。変更は知っているはずなのに、必ずも右側の扉を押してしまう。もうここ1週間ほど負け続けている。習慣とは恐ろしいものである。
今日こそは思っても、駐車場から入口までの間に一瞬考えごとをすると、自動的に右側の扉に手をかけている。当然開かないので、扉をもったままそのままストップモーション状態となる。
何度この姿勢になったことか、そろそろ打破しなければならない。
・・・と考えていると、また負けてしまうので、今日こそは!!
(酒井洋美)