もう6年経つなんて... (23.2.17)
先日大阪旅行の帰りにふらりと京都に寄ったとき、「今京都に帰ってるんだけど...」と友人Tに送ったLINEを見て、いつまでたっても私は京都に対して「帰る」という言葉を使ってしまうのだなあと気がつきました。
京都に「帰って」から高松に「帰ってくる」のはちょっとヘンテコな気もしつつ、帰るところが多いのは幸せなことかも、とも思います。
まだ学生をしているTと鴨川沿いを歩くと、なんとなく自分も学生に戻ったような気持ちになって、久しぶりにゆったりとした時間を過ごすことができました。
鴨川周辺はまだ枯草が茂る冬景色です。
冬の鴨川を見ると、去年の冬、卒業論文を書いていたころの記憶がよみがえってきて懐かしくなりました。
私とTは毎日図書館で待ち合わせては卒論を執筆していたのですが、ある日2人とも書くことに煮詰まって、「鴨川で書こう!!」とノートPCだけを小脇に抱えて鴨川まで逃げ出したことがあります。
結局川沿いのベンチでPCを立ち上げたところでWi-Fiがないことに気がついて、ひとしきり笑ってその日は解散したのでしたが...。
意味のないことをした思い出というのは、なぜだか思い返すとき少し嬉しいような気がします。
高校の修学旅行で鴨川に一目惚れして京都への進学を決めてから、思えば6年が経とうとしています。
時間の経つのは年々早くなりますね。
いひら