いじめ報道に思うこと (17.12.13)
最近、スマホいじめ、SNSいじめと報道されることにとても違和感があります。いじめの原因になるから子どもにスマホを持たせるのは問題があるという意見があります。スマホを持たせなければいじめはなくなるのでしょうか。スマホがなかった時代にもいじめは存在していました。いじめの手段が変わっただけなのです。
いじめがどうしてなくならないのでしょうか。私は、いじめの主導者に同調してしまう人がいるからだと思います。もしいじめを主導しようとしている人を全員が相手にしなければ、駄目だと全員が注意することができれば、いじめをする人は駄目なことをしていると気づくでしょう。ところが、現実は逆にいじめられたら怖いと思うのか、注意することができず、いじめに同調し、いじめっ子に媚を売る人がいます。そうすることで、いじめる側は自分のしていることを正当化し、いじめが拡大してしまうのです。
立場の強い相手に対して、駄目なことを駄目と言えないのは、優しさではなく、弱さです。
弱さはいじめをすることと同罪です。
私は強い心を持った人でいたいと思っています。
森本