冬季オリンピック (14.2.10)
冬季オリンピックが開幕しました。
日本との時差で、競技はほとんど夜中から明け方なので、ついつい遅くまで観戦してしまい、寝不足の日々です。
見どころはたくさんありますが、今大会で私が一番注目していたのは、フリースタイルスキー女子モーグルの上村選手です。1998年の長野オリンピックから4大会連続の入賞でしたが、「何でこんなに一段一段(7→6→5→4位)なんだろう」という有名なコメントのとおり、メダル獲得はならず、今回が最後のオリンピックということで、絶対にメダルを獲ってほしい!と応援していました。
決勝も寝ずにリアルタイムで見ました。素人の私が見てもミスなく、最高の滑りでしたが、結果は惜しくも4位とメダル獲得には至りませんでした。
本当に残念でしたし、上村選手もさぞ無念だろうと思いましたが、試合後のインタビューでは「メダルは獲れなかったけど、すがすがしい気分」とのコメントで、悔しいと思う気持ちはもちろんあったと思いますが、自分が出せる力を出し切ったという充実感でいっぱいだったのでしょう。
メダルは獲れなかったけれど、5大会連続入賞というのは、体力的にも精神的にも相当過酷であったと思います。16年間上村選手を見てきて、最後の最後にすがすがしい笑顔になった上村選手に感動をもらいました。
(齋藤 美穂)