「20年ぶりの・・」 (13.11.6)
その日は結構強行日程であった。芸術祭の秋会期、行ける日が限られていることもあり、3島めぐりに挑戦した。初参加の西の島々の高見島・粟島・本島を1日でまわる強行手段をとってみた。
高見島はこじんまりした島であったが、島民一丸となって立てたであろう黄色い旗が船を出迎えてくれた。粟島は、船の時間を気にしながらであったので、駆け足での散策であったが、ネコのブイがかわいく道案内をしてくれた。
そして、本島では、パンフレットをもらおうと立ち寄った観光案内所で、見知った顔が・・、市役所同期のTさんではないか!! 私が寿退社してからたぶん会っていないので、20年と少しぶり、お互いすぐに分ったことが何よりであった。同期の中でも同じ課だったので仲は良かったし、年賀状などで近況は知っているが、実際に会ってみると若いとはいえ50も過ぎると(少し年上なので)りっぱなおじさんに・・・、ということはわたしもおばさんになっているのだろうが・・・。
Tさんは仕事途中であったので、あまりゆっくり話は出来なかったが、後で市役所時代のことをいろいろ思い出した。2年足らずしかいなかったが、それでもいろんな出来事があり、若かりし頃の思い出の一つとなっている。
最後にひとつ、本島からみた瀬戸大橋は、いつもの風景とは違ってまた格別に良かったのである。今度またゆっくりと島めぐりをしたいと思う。
(酒井洋美)