深イイ話 (13.1.7)
新年早々、無料購読しているメルマガで、いい記事を目にしたのでご紹介します。経営の神様として知られる松下幸之助翁の奥様、むめのさんの言葉です。
「苦労と難儀とは、私は別ものだと思っています。苦労というものは、心のもちようで感じるものだと思うのです。
ものがない、お金がないというのが苦労だと言われておりますが、私はこれは難儀だと解しています。
常に希望をもっていましたから、私は苦労という感じは少しももたなかったのです。難儀するのは自分の働きが足りないからだと思っていたふしもありました」
含蓄のあるお話だと思います。かの松下幸之助翁の奥様の言葉だけに、余計に心を揺さぶられました。大した努力もせず、ときに心が折れそうになったり、愚痴をこぼしたりする自分を恥じました。新年早々、よい言葉にめぐりあえて幸せです。
偉人の陰には、また、それを支える偉人がいたのですね。
(松本 秀紀)