「にわか職人」 (09.7.16)
ある日、思い立った。
「障子の張り替えをしよう!」
とはいえ、結婚して障子がある家に住んだのは今のマンションが初めてで、もちろん張り替えも初めてのこと。遠い記憶を思い出した。実家にいる頃は、よく祖母が障子の張り替えをするのを、横で眺めていた。何とかなるだろう。
早速、ホームセンターに材料を調達に出かけた。もちろん刷毛とのりで貼るに決まっている。アイロンで貼れる障子など邪道だ。障子紙とのりと刷毛を購入した。800円ほどで調達できた。経済的である。
まずは、古い障子紙をはがしていく。霧吹きで湿らせて、丁寧にはがしていく。以外と綺麗にはがせるものだ。少し乾かして、さて本番。障子紙は1枚ものにしたので、枠の大きさに合わせてカット。のりをいい感じにの柔らかさになるまでのばしていく。のりを枠に刷毛で塗っていきながら、障子紙を少しずつ張っていく。最新の注意をはらう瞬間だ。一発勝負で張り直しは出来ない。なんとか張ることが出来た。最後の仕上げは、霧吹きでまんべんなく障子を湿らせ、乾いたら完成!
シワもなくちゃんと貼れている。1枚目よりも2枚目の方が、コツをつかんで早くすばやく貼ることが出来た。我ながら上出来である。
障子貼りのご用命があればいつでも参上できそうだ。
ところで、ふすま張りは難しいのだろうか?
(酒井 洋美)