金余り (20.12.22)
2020年、コロナの影響で、「実体」経済は悪化した。
しかし、金融市場は、コロナによる一時的な落ち込みはあったものの、大きく回復、主要な株式指標が軒並み史上最高値を突破している。
これは、政府や中央銀行が市場に大量のマネーを供給しているからだ。
行き場を失ったマネーが金融市場に流れている。
マネーの供給量が上がったことで法定通貨の価値が下がり、代替通貨と考えられている、金や銀、ビットコインなどが上昇している。
マネーリテラシーを持っているか持っていないかで、貧富の差が拡大する状況下にある。
日本の借金は、対GDP比で世界一。
コロナで政府が多くの給付金を出したが、結局は、さらに国の借金を増やすこととなり、手放しには喜べない。必ず、そのつけは返ってくるのだから。
もりや