六角家、終了... (20.9.14)
「六角家、倒産。。」
ネットで見たここ最近で一番衝撃的で残念なニュースだ。。
六角家は僕が大学のときにしょっちゅう通っていたラーメン屋で、超こってりな醤油豚骨のラーメンは、香川では味わったことの無い衝撃的な味で一瞬にして虜になったお店だった。
ラーメン好きの間では「家系」と呼ばれており、一度はまると癖になる味で、麺の硬さや味の濃さ、油の量などを自分で好みに調整できるという注文の仕方も当時は珍しく衝撃的だった。
また何人ものお客の注文をメモを取ることなく、一人の女性店員が記憶し、それを作り手に大きな声で伝えるというある種のパフォーマンスも新鮮だった。
当然いつ行っても、行列ができており、時には一時間近く待つこともあったが、それでも待つ価値のあるお店だった。
そんな繁盛店が倒産とは、衝撃もあり、自分の大切な思い出の1ページが捨てられてしまったような、とても悲しい気持ちになった。
当時の友人に連絡したところ、最近は周辺に競合店も増え、あまりお店も流行っていなかったらしい。
同様のラーメンは高松でも「高松家」というお店で食べることはできるのだが、できれば子供と一緒にあの六角家で食べたかったので非常に残念に思う。
平成が終わり令和になったとともに、六角家も一つの役割を終えたのだろう。
自分の中の六角家の思い出はいつまでも無くさないようにしたいし、一度はお店の跡も訪問したいと思う。