観劇 (16.10.13)
先日、高校で演劇をしている姪の演劇祭を徳島まで見に行きました。
劇は、第2次世界大戦終戦間際の米・英・ソ首脳によって行われた世界史上最大の秘密会議「ヤルタ会談」をブラックユーモアを盛り込んでパロディ化した作品です。スターリン、ルーズベルト、チャーチルが登場する三人芝居で、30分程度の作品ですが、3人がひたすらざっくばらんに発言する会話が主の演劇です。ヤルタ会談を皮肉って、笑いあり、しかし当時の世界の各国の状況、歴史がよくわかり、戦争についても考えさせられる奥の深い作品で、高校生にもなるとこんなすごい作品ができるんだと感心しました。
また、30分間ほとんど舞台で席をはずすことがないので、30分間の膨大な台詞を覚え、大きな声で堂々と演じる姪に驚いたのと、初めて姪に尊敬の念を抱いた感慨深い瞬間でした。
(齋藤 美穂)