NHKがおもしろい (11.10.7)
正直、2年ぐらい前までNHKの番組を観るのは、子供が小さかった頃の『おかあさんといっしょ』などの幼児番組だけでした。子供たちが成長し、今では民法のバラエティ番組ばかりを、我が家のリビングにあるテレビは映しています。
しかし、中高生の子供たちが観たがる番組が、最近の私にはどうしてもおもしろいとは思えず、ついもう1台あるテレビに移動してしまいます。ただ、基本は家族一緒に同じ番組を観て、一緒に笑い、関心しながら過ごしたいと思っているので、なるべく我慢して子供たちと過ごすようにはしています。
そんな私ですが、NHKのドラマやニュースを観ている時間が、今はとても落ち着くのです。昨年の大河ドラマは、とても大好きな人が主役とあって毎週かかさず観ていましたし、今年の『江』も、毎回次週が待ち遠しい楽しいドラマです。朝の連続ドラマ小説も、『ゲゲゲの女房』から現在の『カーネーション』までずっと観ています。カーネーションは、コシノ3姉妹を育てたお母さんの物語で、まだ始まったばかりですが何だか楽しそうなお話です。そんな朝の15分間は、いつの間にか私の1日の始まりにはかかせないテレビ番組となっています。
特に、NHKのニュース番組はとても落ち着きます。ローカル版も全国版も民法のニュース番組のようなミュージックもほとんど流れません。しかし無駄が省かれているので、なんだかアナウンサーの声に癒されるのです。
今は先週から始まった『神様の女房』が待ち遠しくてなりません。このドラマはあの『松下幸之助』夫婦の半生を描いたドラマです。1回目を観た時から早く次が観たくて仕方ありません。NHKを観たくなるのは、やはり年を重ねたせいでしょうか...。
(石川美輪子)