「問題発言」も誰かさんの匙加減次第 (11.9.9)
先月16日に書いた「ボケ極まる民主代表選」(8月10日当番のコラム)で、候補5人の内、野田前財務相を有力候補として記した。そして、29日に決戦投票で選出された。しかし、私は彼が選出されるとは思っていなっかった。では、何故彼のことをかいたのか。それは、8月14日のNHK番組で、震災復興に関連して彼は、「震災の復興需要をどうやって満たしていくのか、そういう観点からすると、まさに千載一遇のチャンスだ。」と、無神経な経済優先の発言をしたからだ。
総理になると、ご祝儀と言うことかマスコミは「千載一隅」発言に全く触れない。だが、鉢呂経産相の[放射能」発言には与党も敏感に反応し、就任9日目で辞任となった。鉢呂経産相は、「脱原発」派なので原発推進派にやられたとの、記事もあった。
「問題発言」も、マスコミや政治家の匙加減次第ということか。
(乃口 健一 ・ 16日記す)