「許す心」 (11.9.2)
最近、主人と娘(18才)、それぞれとケンカをしました。ケンカと言っても私が一方的に怒って、気持ちを言葉にし、伝えてしまったのです。主人は自分が悪かったと謝ってくれ、私も気持ちが落ち着いたのですが、娘には後日私から、『あなたの気持ちも聞かずに申し訳なかった』と、私から謝りました。
それでも何となくギクシャクした関係が続きましたが、私の気持ちの切り替えで、それが一変したのです。昔読んだ本で『人を許す事は容易い事ではない。ただ自分が変わればそれは本当に簡単な事』このフレーズを思い出しました。
相手を『許す』という気持ちは、自分との葛藤です。ただ、相手の立場になったり、多少のことは大目にみようと自分の中で決めておくと、随分と楽になります。これは仕事上の関係でも、多く経験していることです。
娘とは女同士ではありますが、未だ私には理解出来ない事も沢山あります。でもそれは娘も同じでしょう。お互いに親と娘になったのは初めての経験です。これからもお互いに『許し』合いながら、成長していけたらいいなと感じています。
(石川美輪子)