スタート。 (11.4.5)
東北の震災が起きてからもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。日本中が涙に暮れ、前途真っ暗な最初の頃に比べると、希望に満ちた報道や、「がんばろう、日本」の言葉、そして笑顔が多く見られるようになりました。あの日、3月11日は娘の中学の卒業式でした。その午後にあんなことがあったものですから、お祝いの雰囲気でもなく、ある意味忘れられない卒業になったわけですが・・・
そしていよいよ高校の入学式を迎えます。桜まで自粛してしまったかのようで、この時期になってもまだ5~7分咲といったところでしょうか。長い義務教育を終え、私も一段落肩の荷がおります。希望していた高校に合格、夢いっぱいの娘に対し、中学卒業の日に言えなかった「おめでとう」を心から言ってあげたいです。そして色んな経験を積んで、人の痛み、助け合うことの大切さ、友達への思いやり、感謝を感じていって欲しいと思います。若い人達のそんな心がこれからの日本を明るく支えていってくれることを期待しています。
(是松郁子)