SNSと著作権のはなし (23.6.6)
SNSが普及して誰でも自分発信で表現できるようになり、Facebook、Instagram、TikTok、Twitter等において情報のシェアや趣味の投稿ができ、一種の承認欲求の充実は若者に限らずSNSに不慣れな世代も気持ちの良いものでしょう。ただ残念な投稿も後を絶たない。
今回お話しするのはSNS内の無断使用・転載における著作権の問題。
私の子供(小5)ですら意識し始めたので、知らなかったでは済まされない(かもしれない)著作権の注意点を紹介したいと思います。(なお、筆者は現在Twitterを主活動としているのでTwitter投稿で散見する事例に限ります)
その1:アイコン用画像の無断使用
圧倒的に目立つのがアイコンの公式画像無断使用。好きなアイドルやキャラの公式画像をそのまま使用していませんか?基本的にネットに公開されている芸能人やアニメキャラクターの画像を保存して個人アイコンとして使用するのはいけません。(アイコン使用について許可がある場合もあります)お子様のLINEアイコンなども注意してくださいね。
その2:バズってるツイートの画像(写真、イラスト等含む)を自分の投稿で無断転載
見つけてしまった時の衝撃度は大きいもの。まったく別の人が同じ画像を使用し、酷いものは文章までパクる。高画質の写真やイラストほど不特定多数に画像保存されやすい現状ですが、転用するのはOUTですよ。
その3:テレビ放送をGIF画像や切り取り画像として無断転載
人気番組はかなり散見されます。ここ最近で特に多かったのがWBCの放送シーンの転載。優勝感動しましたからね、シェアしたい気持ちもわからなくもない...ただテレビ放送は著作権の他、放映権肖像権絡んできますので今日からでもやめてください。
その2、その3については画像だけをスクショして使用するのではなく、元アカウントを「引用リツイート」する方法があります。「ほかの誰かの」ものということを意識して私自身も注意したいと思います。
(ちゃんるり)