人間は自動車がガソリンを燃焼させてエネルギーに変えるのと同じで、食べ物を体内で燃焼させて生きている。だから、無農薬とか食品添加物にあまりこだわる必要はないと思っていた。だが、分子生物学の観点からは大分見方が違うようだ。
食品も人体も分子・原子で出来ていて、食べると食品分子・原子が体の隅々までいきわたり、人間の一部になってしまうそうだ。一年もすると物質レベルではほとんど別人になっているらしい。このことを知ってから食を意識するようになってきた。出来るだけ体に優しそうな食品を食するようにしたいと思っている。
(昭)