気になる外貨預金 (22.9.12)
※以前、為替のことを書いた気がするのですが、同じような内容にならないように気を付けて書きます。
先日夕方のニュース?で外貨預金が好調だというではないですか。
ふむふむと聞いていたのですが、やっぱり内容はいいかげん。
相変わらず銀行は適当なこと言ってるなーと思い、個人的な意見を綴ります。
1.「今と為替が変わらなかったら」
そんな前提は存在しません。
金融商品扱っている人間がよくそんなこと言えるなと思います。
2.「金利が依然と比べて20倍になってる」
アメリカは利上げしてるんだから当たり前でしょ。
外貨預金自体が悪いわけではないのですが、他の金融商品と違いデメリットが結構たくさんあるんですよね。
例えば、
1.為替が関係するので往復(円→ドル、ドル→円)の手数料がかかる
2.為替による収入は、雑所得になるので確定申告しないといけない(間違っていたらごめんなさい)
3.もちろんペイオフの対象外
4.為替差損で元本割れすることもある
5.換金性が悪い
1.の手数料は、海外旅行されたことがある方は何となくわかると思いますが、アメリカドルなら平気で片道1ドルあたり2~3円取られます。電子取引でも通常1ドルあたり1円取られます。
簡単に言うと投資したとたん、元本が2~3%減るということです。
(最近増えている外貨建ての保険も仕組みは同じです。)
そして最後に、「投資はリスクが伴います。最後の判断はご自身でお願いします」と責任丸投げ。
※法律上こうするしかないのはよく知っていますが、勧めといて無責任だなといつも思います。
有益な情報になるかどうかは何とも言えませんが、もし考えているかたがいらっしゃれば、必ずちゃんとデメリットを教えてくれる人から検討するようにした方が良いですよ。
一応FP持ってる元証券マン こやま