節水とは・・・ (21.12.2)
今回は「節水」について
水道代も節約できて、何かいいことをしているような感じになる言葉ですね。
蛇口、トイレ、洗濯機etc...数々の「節水」型商品が世に出回っていますが、
実は・・・
排水管詰まりの原因になることがあることをご存知でしょうか。
理由は・・・
家の中の排水管が「節水」型ではないからです。(近年対応する物もあるそうですが)
また、排水管は基本的に横に設置されています。傾斜はついていますが、基本的に2~3°で、
たくさんの水で汚物を流してしまう前提であるにもかかわらず、少しの水しか流さない。
汚物が流れず残ってしまうことは容易に想像ができるかと思います。
典型的な例がトイレです。最近はタンクレスのトイレが増えてきました。
使用する水の量は大で4L、小は3Lと従来のタンク式と比べると3~4分の1以下になっています。
特に古い家で新しいトイレに交換すると詰まりが発生しやすいと経験上感じていました。
ですので、私が交換した際には必ず「大」で水を流すことをお勧めしていました。(実際私は大でしか水を流しません)
台所の蛇口も使用する水の量が減ったため汚れ(特に油汚れ)が蓄積しやすくなっています。
洗面所も同様です。(洗面所の場合は人の脂汚れですが)
ここでお勧めしたいのはたくさんの水又はぬるま湯(30~40℃程度)を流すことです。
シンク又は洗面台にいっぱい貯めてもらって一気に流す。(できれば2~3日に1回程度)
これだけで詰まりの予防にもなりますので是非試してみてください。
香川県民としては、水を大事にしたくなる気持ちはあるのですが、
自宅の詰まり解消に費用を掛けるのはもったいないです。(特に業者を呼んで解消してもらうことは)
水を少し多めに使うこと(流しっぱなしを推奨しているわけではありません)は、
費用の面から言っても価値があると私は思っています。ご参考までに。
こやま