「ご自由にどうぞ」 (15.12.3)
最近、自宅マンションのエントランスに「ご自由にどうぞ」と書いた発砲スチロールの箱が置いてある。最初に見かけたときは、もうすでに何もなくなっていたので何が入っていたかは分らなかった。それから数度見かけ、どうも中身は季節の野菜らしいことがわかった。家庭菜園をしているのか、実家から貰って来たものなのかはわからないが、結構大きな発泡スチロールの箱である。
先日、外出しようと思ったら、また置いてあったので、帰りに少しもらってみようかと思っていたら、帰りにはきれいさっぱりなくなっていた。残念であった。
次回の「ご自由にどうぞ」の時には是非もらってみたいと思っている。
田舎ならではの、のどかな話であるが、あげる人にももらう人にもいい話であることは間違いない。
(酒井洋美)