人材育成のために (16.8.1)
会社内の人材育成のため、従業員の方に受けてもらう研修、講習のメニューは様々なものがありますが、その中でも、MG(マネジメントゲーム)研修というものが注目されているようです。
セールス文句によると、
・40年前にソニー(株)が開発した経営者育成研修
・大手企業を中心に4,000社、80万人が受講、海外にも展開
・経営シミュレーション型(ゲーム型)研修であり、実践的な経営疑似体験ができる
・有名経営者の中にも長年、マネジメントゲームを実践されている方がいる
というものだそうで、「会計情報から経営者目線を習得する」ということが目的として掲げられています。
なるほど、社内の部門リーダーはもちろん、マネジメント、管理的な力量が求められる人はそれなりに多いので、経営者的目線、能力を備えた人材を確保できれば、会社の成長に大きく資するものと思われます。
こういった研修にかかる費用は、厚生労働省の雇用関係助成金である程度埋め合わせることができ、低コストで有能な人材を育成することが可能になります。研修と助成金のパッケージでの活用を考えることは、今後の企業運営(特に中小、零細企業)にとって必須になってくるのでしょうね。
(田村 大介)