コラム

猛暑の教室 (10.9.14)

 この日曜日に、娘の小学校で「家族参観日」がありました。

 私が小学生の頃(25年位前)は、日曜日にこのような参観日はありませんでしたが、父親も参加し易いようにとの配慮でしょうか、時代は変わるものです。

 時代が変わると言えば、昔は参観日というと、お母様方は所謂「よそ行きの格好」。

 教室に充満する、防虫剤と化粧の香り...。中には、毎回、和服をバッチリ着こなして、現れるご婦人もいたりして。

 私の母もご多分に漏れず、前日に美容院へ行っていた記憶があります。

 でも、今やそのような方は少なく、大体が普段着のラフな格好をされていました。

 しかし、今年に関しては、ラフな格好も仕方が無いのかもしれません。

 それは、昨今報道でも話題にのぼっていますが、教室が暑すぎるのです。

 児童と先生は、汗だくで授業をし、それを見守る親たちも皆、汗だくでした。

 娘に後で聞くと、「今日は風があったから、まだマシ。」とのこと。

 報道やインターネット上では、教室に冷房設備は必要かの是非が語られていて、大体賛成が6~7割とのこと。かく言う私も、始めは、「何を贅沢な!」と思っていたのですが、自ら体感してみて、その考えも揺らぎました。

 やはり、時代は変わっています。

 それでも...、参観日で少し緊張した様子の子供達、自分の親を見つけて、ニコッとする顔。それを見守る暖かいまなざし...。

 これらは、昔のままでした。

(堀川 伴和)

(10.9.13)

 先日、夜中に空を見上げると、星空が綺麗だった。山奥だったし、人気がなくて少し怖かったけど、香川県でもこんなに星が綺麗に見える所があるんだと思えて嬉しかった。室内でプラネタリウムを見るのとはまた違った感じ・・

 先日、昼間に空を見上げると、雲がヘリコプターの形に見えた。一瞬で消えてしまったが・・

 昼の顔と夜の顔がある空をボーっと眺めるのもなかなか楽しいものである。(岩田健生)

 

おいしいナスの食べ方 (10.9.10)

 今、畑でなすが次々と収穫できています。ナス料理が大好きな私は、煮たり焼いたり中華風にしたりと様々な料理をします。中でも一番良く作るのが、ナスの即席漬けです。「突き出し」にもご飯のおかずにもおいしくいただけます。とても簡単に作れますので、一度作ってみてください。

 作り方は、①取立てのナスを薄切りにして塩をふる。②しんなりしたら軽く絞る。③柚子やレモン汁をふりかける。④仕上げに青ジソの葉を刻んだものやゴマをふりかけ、少量のしょうゆで味を調える。鰹節を加えたり、ミョウガを加えたりしてもおいしいです。

 昨日はテレビでナスのシバ漬けの作り方を紹介していました。やや厚切りにしたナスに赤ジソの葉と塩だけで漬け込みます。漬物ダルに重石をして、1月ほどで食べごろになるそうなのでチャレンジしてみたいと思います。(濱田 幸子)

「アートな島々」 (10.9.9)

 先週の土曜日、35度を超える暑さの中、瀬戸内の島に出かけた。

 今、瀬戸内海では、7つの島々にアート作品を展示した「瀬戸内国際芸術祭2010」が開催されている。直島の安藤忠雄氏が建築した「地中美術館」は以前から有名ではあったが、今回はいろんな場所に、いろんな作家が、工夫を凝らした様々な作品を展示している。

 今回行ったのは、女木島と男木島。高松港からすぐの島だが、私は今まで行く機会がなかったので、初めて訪れる場所であった。女木島といえば、桃太郎伝説の「鬼が島」で有名な島で、当然のごとく、鬼が島大洞窟も散策したのであるが、外界の気温が30度を超えていても、洞窟の中は15度くらいで、入口に近づいたとたん、冷気が洞窟内からやってきて、あっという間に汗がひいてしまった。自然のクーラーの威力はすごいのである。

 洞窟探検の後は、展望台にのぼり、1時間ほどかけて女木港までぶらぶら散策、まだ午前中であったのだが、暑さとの戦いでもあった。ただ、瀬戸内海に浮かぶ島からの眺めは、暑さと引き換えにするだけの価値はあったと思う。

 午後は、女木島を後にし、男木島へ渡った。フェリーで15分ほどの隣りあった島なのに、女木と男木では島の雰囲気が異なっている。女木島は港のまわりは平坦な感じであるが、男木島は尾道のように狭い坂道と階段が入りくんでいて、午後の体力には少々厳しいものがあった。おまけに、なぜか男木島灯台まで散策しに行ったので、帰りはもう帰れないのではと思ったが、自然の中を歩いていると、いろいろなものが助けてくれる。瀬戸内海の眺めしかり、バッタやカマキリとの遭遇しかり、木立の中のつかの間の日陰しかりで、なんとか港までたどり着けた。

 アート作品は、面白いものあり、芸術的なものあり、奇抜すぎてよくわからないものありでそれなりに楽しかったが、何より瀬戸内海の島自体がアート作品だと私は思うのである。あまりに近すぎて、まじまじと見ることがなかった島々であるが、瀬戸内の良さを発見した1日であった。

(酒井洋美)

「いじめ」を考える (10.9.8)

 近日中に「職場のマネジメント」について話をする機会があり、「職場におけるいじめ」も含めて依頼がありました。

 学校における「いじめ」問題についての書籍を探して読んでみましたが、読み進めるうちに「ゲンナリ」してきます。

 逃れるに逃れられない狭い人間関係の中で、無理矢理に人間関係を維持しようとしたときに発生するものだということが分かりました。広い社会では「嫌なやつ」なら「つきあわない」で済ませることになるのですが「学校」や「職場」ということになると、そのグループを維持することが前提となり、結果、呪縛に飲まれてしまうことになります。

 これが、環境的視点での「いじめ」論。

 もう一つが「いじめ」を起動する内面的問題。気づかされたのは「いじめられていた者」が「いじめる者」にいとも簡単に転化するということでした。

 いじめられていた時の「みじめな筋書き」体験を背景にして、「全能感たっぷりの筋書き」で「いじめ」を展開し始めることを分析していました。

 その他の多くの気づきを与えてくれましたが、人間には理解しがたい奥深い問題があるようです。(林 哲也)

まだまだ負けません。 (10.9.7)

 先日、大学時代所属していたバスケサークルの夏合宿に参加してきました。岡山の北部美作市にある、体育館隣接の合宿所で毎年行われています。

 金曜の夜に同期の友人と待ち合わせして出発したので、到着した頃には日付が変わろうとしていました。がそこは大学の一大イベント。静まり返っているわけはありません。後輩が揃って出迎えてくれました。それから朝の6時までお酒を飲んだり、野球をしたり、陸上ホッケーをしたりと大勢で騒ぎました。

 そこから昼まで寝た後、本来の目的であるバスケの練習に参加しました。時期は8月の猛暑の真っただ中。体育館の中はかなりの暑さではありましたが、動きだしてしまえばそこまで気にならないから不思議なものです。久しぶりにバスケをしたこともあり、とても楽しく、4時間の練習と練習試合はすぐに終わってしまいました。

 練習後、2つ下の大学4年生に「若いですね。かなり走ってましたよ。俺より絶対に。」と言われました。確かに他のOBを見ていても、現役より元気に騒いでいたので、自分もそうだったのかとそこで気付きました。まだまだ負けていなかったことに少し嬉しくなりました。

(木村 亮太)

キッザニア (10.9.6)

 先週、姪と甲子園の近くにある「キッザニア」に行ってきました。

 「キッザニア」は、3歳から15歳までの子どもが90種類以上の職業から好きな職業を選んで実際に体験できる施設です。施設の中は本当の街のようになっていて、子どもが主役の街です。大人は、子どもが仕事中はガラスの外で見守るだけで一切話しかけたりしてはいけません。

 実際に姪も森永工場でのハイチュー作り、ビューティサロンでのネイルアーティスト、看護師、声優、キューピー工場でのマヨネーズ作り、弁護士、クロネコヤマトの宅配の仕事などをしましたが、制服にもその都度着替えて、とてもリアルに体験させてくれます。子ども達も皆本当に真剣に取り組んでいるし、とても楽しそうです。ついつい大人の私でも参加したくなるほどです。特にしてみたかったのは「すし職人」です。

 職業って本当にたくさんあり、大人になってから知る職業の方が多いものですが、キッザニアでは子どもの頃からいろいろな職業を体験でき、普段の生活の中でも周りにある職業に目を向けるきっかけになる、子どもにとってはとても有意義な施設だなと感じました。

(齋藤 美穂)

感謝! (10.9.3)

 お盆明けから子供が体調を崩し、それが治ると、私も体調を崩し寝込む日々が続きました。一応、主婦なので、いろんな家事が滞ってくるところですが、主人が、がんばってくれました。

 朝ご飯の用意、洗濯、子供の送り迎え、昼休みにも私の様子を見に帰ってきてくれたり・・・。がんばって、いろいろ家事をしてくれました。会社に行けるようになってからも、ぐったりで、晩ご飯を作れない日が続きましたが、作ってくれたり買ってきてくれたり・・・。

 日頃から、いろいろと家事を手伝ってくれていたのですが、今回は、本当に「主夫」のようでした。感謝です。

(長谷 由紀)

親父 (10.9.2)

 今日、9月2日は父の誕生日だ。74歳になった。戦前、まんのう町の山奥で生まれ、生後3日で母親を亡くし、それからというものなんとまぁよくそんなと思うほどの苦労をしてきた人だ。高校を卒業してすぐ自衛隊に入り北海道の駐屯地で4年過ごした後、警察署に就職。60歳定年まで窓際係長として総務の仕事を地道にこなし、酒もたばこも呑まず、賭け事は一切せず、たぶん浮気は一度もしたことがない。好きな言葉は 《人事を尽くして天命を待つ》。 私の社労士試験の時は何回もそれを言われた。「いっしょけんめ、やってやってやり尽くしたら、あとは神さんが決めるんじゃ。人の一生もおんなじや」

 朝一番におめでとうと言ったら、ムッとされた。もう歳はとりたくないらしい。私はそんな親父を尊敬し、愛している。年々、しわやシミが増え、どんどん偏屈じいさんになってきているけれど、娘や孫がもう少ししっかりするまで、長生きをして欲しいと願う。

(是松 郁子)

 

懲りない面々と鳩山 (10.9.1)

 菅首相と小沢氏の代表選。前回の野党党首選とは異なり、今回は首相を決める代表選。直面する課題を後回しにして、権力争いに走られたのでは国民は堪らない。それを百も承知で、彼らは組織や国政の上に個人を置く。

 そもそも、この原因を作ったのが鳩山前首相ではないか。三ヶ月前の首相退陣時に、政界からの引退を公言。しかし、参院選敗北で菅首相の責任論が出ると、7月22日、「代わったばかりで、降ろすという話にはならない」と菅首相の再選支持を明言。さらに、8月17日には北京で「菅内閣で頑張っている姿を民主党議員として応援するのは当たり前だ」。

ところが、帰国後の19日には、軽井沢で開いたグループ研修会に小沢氏を招待し、小沢氏の決起集会の場に。そして、8月26日小沢氏との会談で「小沢氏に民主党に入っていただいた経緯から、応援するのが大義だ」と出馬を後押し、小沢氏の出馬表明となる。ロシアから帰国、30日・31日と二人の会談実現に向け動いたが、決裂。

 それにしても、小沢氏は一年で三人目の首相になりたいのか。国や組織よりも、首相への最後のチャンスと私欲に走っては、先は無い。なんとも、懲りない面々か。

     (乃口  健一)

 

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