読書 (10.5.26)
最近、本を読むということを心がけている。今までの人生の中でこのように思ったことは、あまりなかったのだが、時間を見つけては読書をするようになった。
ちなみに、5月は4冊目・・・
読んだ中で印象的な本は、東野圭吾著者の「時生」である。
時に生きると命名された子供が父親の若い頃に会いに行って、父親の一生を左右する岐路に立っているところに、父親をいい方向に導くための施策を講じるという物語。
自分も時を移動することが出来るのであれば、どんなにいいだろうかと思う。
数々の失敗を起こさないようにできたのではないか、後悔しないようにできたのではないか・・
若い頃に知らないことや気づかないことをもっといっぱい知っておけば、気づいておけば、いろんな人と出会っておけば、もっと自分自身が人間的にも優れたに違いないし、きっと違う人生を歩むことができたのかもしれない。
ただ、どんなに考えても、時間は過ぎていく。朝が来て、昼が来て、夜が来て、毎日毎日、時間は過ぎていく。時間を取り戻すことができないのなら、過去も現在も全部受け止めて、これからの未来を自分がどう生きていくか考えて、限られた時間を大切に大事にしていきたいと思っている。(岩田健生)