バンクーバー五輪 (10.2.18)
世間はオリンピックで盛り上がっています。メダルを獲った選手の嬉しそうな笑顔やガッツポーズは観ていて気持ちいいものだし、感動します。でも私が一番心にグッと来るのは、どの競技にしても、決勝のスタートラインに立った時の選手の顔です。そこには計り知れない努力や想いがあり、家族や仲間や地域の人が写っています。ものすごいモノを背負っているのに、普通なら怖くて逃げ出したい心境だろうと想うのに、その瞳は澄んでいて、とても美しい。
自信が無いからがんばる。がんばったから自分に自信が持てる。当たり前のことなのに、何にもがんばらずに文句ばかり言っている自分が恥ずかしくなる毎日です。
(是松郁子)