チャンス (10.1.25)
年末に久しぶりにテニスをしました。インターハイ出場を夢にテニスに熱中していた学生時代を思い出しました。
当時インターハイ出場には県内個人でベスト4に進まないと出場できなかったのですが、ラッキーなことに、私が高校3年生の夏は香川県でインターハイが開かれるということで、開催県はベスト8まで出場できることに。しかし、私の実力はいつもベスト16止まりで、ベスト8は全国でも有名な高校の選手勢が占めていて、あきらめてはいませんでしたが、ベスト8に入るのは、ほぼ無理な状況でした。
しかし、当日の朝、更にラッキーなことにいつも通りベスト16まで勝ち進めば対戦するはずの選手が棄権との知らせが。夢が現実に近づきました。その日は調子もよく、順調にベスト16まで進むことができ、あと一勝というところまできました。しかし、試合直前に雨となり、試合は翌日に。前日は集中力もあり、適度な緊張感で乗りに乗っていたのですが、その日は集中力がなく、極度の緊張で1年生相手に負けてしまい、6年間の夢は終わってしまいました。
神様がくれたチャンスを生かせなかった自分にその後、何年も悔いが残って仕方がなかったです。そんなことを思い出しました。
今年は、チャンスが来たときにしっかりと生かせるように、日々は目の前にあることを確実にこなすことに集中する、そんな1年にしたいと思っています。
(齋藤 美穂)