「お年玉 ニセ札?事件」 (20.2.14)
お正月に、甥っ子・姪っ子にお年玉を準備した。
甥っ子は、まだ小学校前の年長組さんなので、お金にするか少し迷ったが、千円を包むことにした。
いざ?という時のために、いつも少し新札を取ってあるので、そこから1枚お年玉袋に入れて、実家へ正月の挨拶に向かい甥っ子へお年玉を渡した。
しばらく実家でくつろいでいると、弟がやってきて「わざと?」と聞く。まったくもって身に覚えがない。話を聞くと、甥っ子がもらったお札が「何か違う」という。弟も最初は気が付かなかったようだが、自分のお財布の千円札と比べて初めて気が付いたそうだ。なんと、夏目漱石の千円札が・・。間違えたわけでも、わざとでもない。たまたまである。家に置いてあった、新札の中に混ざっていたのだ。
夏目漱石の千円札を見たことがある私たちは、何の違和感もなかったが、野口英世の千円札しか見たことがなく、夏目漱石の千円を初めて見た甥っ子は、ニセ札と思っても仕方がない。それにしても子供の観察力はすごいと感心した。
残念なことに、速攻で折りたたまれていて、新札の価値はなくなってしまったが、来年はちゃんと確認して渡すね。
(酒井洋美)