里帰りを目前に控えて (19.9.19)
出産するまでのこの期間にまずやりたかった事がある。
それは、子どもの服を作ること。子どもが女の子だったらこんなの作りたいな、とひそかに楽しみにしていた。
実家で昔から一緒に住む祖母は、その昔洋裁の先生をしていた。いまは認知症にもなっているが、昔のことはとても良く覚えていてよく話してくれる。私自身も前職では手芸の部署に配属され、祖母はそれをかなり喜んでくれていた。さらに、叔母は祖母の血をひいてか、私の子どもの服を作ってあげると早速張り切っているので、年老いた祖母と孫が男の子ばかりで女の子の誕生を心待ちにしている叔母に教えてもらいながら、子どもの服を作るのが今から楽しみだ。
呆けながらもいつもジョークを飛ばす93歳の明るい性格の祖母と、久しぶりの実家で貴重な時間を過ごしたいなと思っている。
佐藤