うちのきんかん (18.9.4)
家の庭には15年前くらいに植えた金柑の木がある。初めは大玉の実だったのに、毎年毎年小さくなっているが、かなり甘くて美味しい。その甘い実を食べるにはいろいろな戦いがある。
まず初めの戦いが、春から夏にかけてやって来るアゲハチョウ。黒い卵をいっぱい産み付けていく。(不思議と他の蝶や虫はつかないのだ) 頑張って取るのだが、どんどん産み付けるので取り切れず、あちこちで黒と赤の毛虫になる。それもまた頑張って取るのだが、やっぱり取り切れないで何匹かは残り、金柑の葉っぱは食い荒らされる。その後、大きい緑色の幼虫になり、いつの間にかさなぎになって孵化してアゲハチョウになる...のを3回くらい見た。それでも金柑は実をつけ大きくなり美味しそうになってくると、今度は野鳥との戦いである。今週末くらいに収穫!と楽しみにしていたら、その前の日くらいに取られてしまうのだ。メジロが可愛く突きに来るのは許せるのだが、大きい鳥が来て一口て食べて行くのはなんとも悔しいものである。今年はなんとかアゲハチョウから逃げ切ったので野鳥からも逃げ切らないと!! (岡野)