本日は大安 (18.7.24)
結婚式や地鎮祭、神社のお参りもやっぽり「大安」がいいと考える方は多いです。
逆にせっかくのお宮参りだから「仏滅」はやめよう、お葬式の日取りは「友引」は避けて・・・という方もいます。「大安」「仏滅」以外にも「先勝」、「友引」、「先負」、「赤口」というのがあり、それをまとめて六曜といわれています。
この六曜は中国で生まれた思想だと言われていますが、正確なことは定かではありません。
日本に伝来したのは鎌倉時代から室町時代にかけてと考えられ、江戸末期には庶民の暦に記載されはじめたとのことです。
明治時代には吉凶付の暦注は迷信であると禁止されましたが、第二次世界大戦以降に再び国民の間で広く普及しました。
各六曜は1日ごとに順番に巡っていき吉凶が定められていますが、六曜は根拠のない迷信であるから無用な混乱を避けるためとして行政・公共機関の発行するカレンダーには使用しないようにしているようです。
迷信と言われればそれまでですが、江戸時代から現在まで続いている習慣のひとつと考えればいいのかもしれないです。
(日詰)