社会人半年の我が子に思うこと (15.8.20)
社会人になって初めて帰省する我が子は、少し大人びていた。
学生時代は、何かに反抗する雰囲気が周囲に漂っていたのですが。
社会人となって自分が評価されながら働き、収入を得て日々の生活を維持することを開始して、感じることは多そうだ。
「仕事はどれくらいのレベルか」と4か月の職場経験を聴くと「まだ、自分の給与分も働いていない」と応える。4か月で自分の給与が稼げる会社というのは、どのような会社なのかと考えた。
製造業の製造ラインだと、目の前の製造ラインを維持することで達成できるかもしれない。
しかし、自ら考えて創造する仕事となるとなかなか難しいと推察します。
彼の横顔を見て、34年前の自分を想起した。
あの頃の自分は、将来の希望や夢、存在することの誇りは無く、ただ無性に大きな不安感を持っていた。
救われたのは、友人知人とのご縁や、家族との結びつきの広がりによるものだと感謝している。
我が子が、どのようなご縁や結びつきを広げるか、密かな楽しみにしている。(林哲也)