こころは心を変える (14.8.26)
亡き父の49日を済ませた頃から、予想通り母が体調を崩してしまいました。
気丈な母だけど、老いにはかないません。横になったままの母は体重38キロ、まるで子供です。
たまたま休日だったので、そんな母を放っとけず、私は直ぐにその日の当番病院へ連れていく
ことにしました。
初めての病院に母はとても緊張の様子でしたが、それを解きほぐしてくれる環境がそこにはあり、
母を安堵に導いてくれたのです。
受付の人、看護師さん、先生、薬剤師さん、その日に何人もの方々が、優しい言葉と態度を示して
くれ、一瞬でも元気な顔を見せてくれた母とともに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
取り敢えず3時間の点滴をしていただき、後日かかりつけ医の診断を受けることになりましたが、
「こころは心を変える」
あらためて感じる、そんな一日でした。
(大山 幸子)