実家空家(?) (14.4.16)
何日か前のこのコラムの記事の中に「空家対策」という記事があったと思いますが、その記事を読んで私自身もすこし思うところがありました。私の実家も今は空家という状態だからです。
現実にその家で生活をしている者はいません。私も兄も実家を離れ、県外にいます。ただ、隣家の伯母夫婦が窓を開けてくれたり、神棚の手入れをしてくれているので、かろうじて私が帰省しても宿泊できる状態ではあります。ただ、築50年以上が経ち、傷みも激しく、人の生活の場でなくなった家が荒んでいくのは目に見えてわかります。
解体すると費用がかかり、かつ固定資産税も高くなりと、そして何より生家がなくなることにやはり抵抗があります。親世代がなくなり、子世帯が遠くに離れた場所にいる、どんどん空家が増えていくんだろうなとつくづく感じました。
いつか私も兄とともに、実家の今後について考えなくてはいけなくなるでしょう。
(藤本 恭子)