5.1メーデー (13.4.30)
明日5月1日と言えばメーデー。労働者の祭典であり、労働者が団結して権利を要求する日として、世界各地で行われている。私も前職では職場の労働者全員が労働組合に加入しており、5月1日は毎年仕事はお休み。みんなで代々木公園へ行き、お弁当を食べながら中央ステージの話にも時々耳を傾け、長時間待った後は新宿までデモで歩いた。
当日の原宿駅は激混み。狭い駅がメーデー参加者でごった返す。そこをなんとかくぐり抜け、代々木公園へ。道中は様々な団体が宣伝活動をしながらビラを配り署名を集め、なぜか機動隊もズラリと並んでいた。会場の外では子連れも楽しめるコーナーあり、出店もあり、私も娘を連れて参加したこともある。
普段なかなか会わない組合の仲間と再会し、職場や子育ての話で盛り上がる。デモの長い長い待ち時間の後、ようやく自分たちもスタート。シュプレヒコールをしながら新宿までのコースを歩く。初めはちょっと恥ずかしいかなと思ったが、ここまで多勢だと心強く、おしゃべりも楽しみながら長時間歩いた。今振り返るといい経験であり、いい思い出だ。
97年以来下がり続けている民間サラリーマンの賃金。国家公務員の賃下げ。しかし賃上げなくして景気回復はありえないだろう。8時間労働を守り、正規労働者の増加、最低賃金の引き上げなど、企業にとっては厳しいだろうが、個人消費を増やすことこそ景気回復への足掛かりとなる。人を大事にする政策が国にも企業にも求められている。
今年は改憲の動きが現実的に強まっている中でのメーデー。平和憲法を守り、明るく希望の持てる社会になるよう、事務所からメーデー会場に思いを馳せる。
(鈴木)