追究していくこと (12.7.18)
3年間続けている書道で、先日やっと昇段試験に合格し二段になることができました。
子どもの頃に書道と硬筆を習っており、3年前にまたやってみたいと思い立って今まで続けていますが、なかなか昇段することは難しく、やっと・・・といった感じです。五段まで昇段した後は師範となり、もちろん師範を目指していますが、先はまだまだかなり長そうです。
私がいつも先生に指摘されることは、一文字一文字の出来ではなく、全体のバランスや紙の余白の使い方を、もっと広い目で見て書くこと、です。先生曰く、書き方や余白のバランスの見方で、その人の"人と形"が分かる・・・そうなので、先生には私の人間性も見抜かれているような気がします。
書の道を追究するとともに、物の見方やバランス感覚を養い、いつか良い師範になるとともに、書道を通して人としても素敵な人間になれれば・・・と理想を掲げ、これからも根気よく続けていきたいと思います。(福原智子)