復活したのに... (12.6.28)
我が家の愛犬マックスももう11歳になる。大型犬なので、人間でいえば80歳以上ということになり、かなりの高齢である。高齢犬であるがゆえに、ここ2、3年は毎年のように、夏の暑さや冬の寒さに耐えられるかと心配している。そんなマックスであるが、3週間ほど前に突然、右の後ろ足が動かなくなり3本足歩行になってしまった。足をさすってやったり、足の裏を見ても、とくに異常はなく痛がる様子もない。終末期の訪れかと不安になったが、食欲も落ちていないので、病院へは行かずしばらく様子をみることにした。大好きな散歩もいつものように行きたそうに目で訴えてくるのであるが、3本足で歩くその姿が、見ているこちらにはあまりにも痛々しいので控えて安静にさせていた。
すると、1週間ほど前から劇的に回復し、もとのとおりしっかりと4本足で歩くようになった。久々の散歩もうれしかったのか、早く来いと言わんばかりに、リードを持つわたしを引っ張るように歩くのである。見事な復活である。その生命力の強さに本当に感動させられた。
しかし、喜びもつかの間、今度はわたしに問題が起きた。先週末に腰を痛めてしまったのである。せっかく愛犬が復活し散歩に行けるようになったというのに、今度はわたしが原因で、また散歩に行けなくなってしまった。まだ痛みが残る腰と相談中であるが、今週末も行けるかどうか定かではない。頑張っていつものコースの半分ぐらいは行ってやろうと思っているが、さてどうなる事やら。我が愛犬マックスよ、どうかこのふがいないご主人様を許しておくれ...。
(松本 秀紀)