税金は応能負担が基本中の基本 (12.6.19)
21日の今国会会期末日を控え、「ゴタゴタ」がパワーアップ。国民は蚊帳の外。そもそも、消費税増税ありきで、財界・財務省に加え、マスコミまでがそれを尻たたきする異常事態。「原発村」ソックリを平気でやる連中。どういう事か!
また、課税は負担能力のあるところへするのが、応能負担が基本中の基本。小規模業者の6、7割が消費税の転嫁(消費税の預かり)が出来ていない実態を知りながら、大赤字業者から消費税を課税している。一方、輸出大企業のトヨタに年2000億台、ソニー1000億台、総額3兆円余を毎年還付いる。5%が10%になれば、負担も還付も倍額となる。こんな大事なことをマスコミも、財・官も国民に黙っている。本来、高額所得者・大企業に大減税してきた「付け」が国家財政の大赤字や、格差の拡大となっている。消費税は応能負担に反するだけでなく、課税と還付の仕組みが国税の体をなしていない。
国民はもっと、もっと、「知の力」を発揮する時ではないか!
( 乃口健一 )